Ben Waber reviewed 社会的共通資本 by Hirofumi Uzawa
伝統的な日本人経済学者の代表的な考え方の本
3 stars
この本は2000年に書かれて感じられます。宇沢先生が自分の経済学の理論を説明して、その考え方を経済だけでなく、学校、交通、環境、一般的に社会まで活用します。日本人としての意見と経験ポリシーも検討して、その時期のアメリカ人の代表的な経済学者と比較すれば革命的ですが、今普通になりました。重要なのは宇沢先生はたくさん意見を上げますが論理的な議論以外に全く証拠がありません。もしこの議論の背景の知識がなかったらこのほんの中身から充実に評価できないと思います。現代読者として評価できますが、新しい事はなくて、古い考え方、特に新自由主義流の見方、は残されてしまっています。日本の文脈を検討する経済学の活用入門書として役に立てると思いますが、それ以上のコンテンツを求めると他の本を読んだほうがいいです。